愛の切捨て

友人からです。ネットは現実より公共性が高くて自発的なものと、不幸のメール的な対比が極端なように思います。しっかり「両刃の刃」と考えて運用を間違えないようにしなければと思っていますが、「愛国強制問題」も含め日本の状況に危惧を感じていますのでみなさんに情報を提供します。

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下記、日本の医療制度についての署名活動です。
ご協力いただけると幸いです。(転送自由)

下記ホームページも御参照下さい。
http://craseed.net/

2006年4月の診療報酬改定でリハビリテーションの保険医療
制度が大きく変わりました。これまで必要に応じて保険診療
できていたリハビリが、原則として発症から最大180日で打ち
切られることになりました。これにより、長期のリハビリを
要する患者さんの多くが、保険診療の対象外となります。

これまでの保険医療制度改定の流れで、患者さんの負担額が
増える流れはありました。しかし、今回はじめて、これまで
保険診療できていた患者さんが、保険医療から「切り捨てら
れる」事態が起こっています。

重症の脳卒中や骨折などの場合、発症後180日を超えてもリハ
ビリで機能回復をはかれる場合は決して少なくありません。
また、獲得した機能を維持するためのリハビリも必要です。
これらの患者さんは、リハビリを打ち切られるとそれまでに
獲得した身体機能の低下などがおこり得ます。

自ら脳卒中後遺症のリハビリに励む著名な免疫学者の多田富雄
先生を中心として、この制度に反対する署名活動をはじめまし
た。趣旨をご理解の上、どうぞご協力ください(インターネット
上でも署名ができます)。6月24日までです。

http://craseed.net/

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現実問題、僕は昨年の卒業制作で学生が指に大怪我をしてしまい、今も再手術とリハビリ中です。180日というのはあまりに短い。考えられない暴挙だと思います。株で暴利をむさぼる人間を放置しながら、弱いところを切り捨てることを平気でやる国、心の余裕を失った国を愛せるはずがない。これが小泉内閣5年の真相です!!