トリプルブッキング

unboy2005-11-18

18日(金)
ブルーボード、円卓やソファ周辺は完璧なのだが、PCとフードコーナーのデスクがどうにも気に入らない。宝ヶ池のコーナンで集成材を買い、池永先生に助けてもらい木工室で超速加工。11時に会場に運び込んだあと、1回生の作品を岡崎公園に搬入するためレンタカーで4往復。大野木学部長が何度も心配して、運転をかわろうと言ってくれるが、こちらも学科長の責任があり手を抜くわけにはゆかない。
 やっと間に合ってインタビュールームへ行くと、今福さんと一色さん。OKドリームチーム完璧だ。フォトグラファーが差し出すポラもブラックアンドホワイトの専用フィルムを使っている。こうでなくてはと思う。クオリティー管理こそコンテンポラリーアートの命。きっと素晴らしいものになるだろう。英語のテクストと各作家無編集一本撮りのDVDが無償で世界の美術館やライブラリーに寄贈される。地味ではあるが良心的な仕事。ナショナルジオグラフォックやBBCには遠く及ばないとしても、誠実な仕事が未来を創る。
 インタビューを終え、急いで会場に置くPCなどのセッティングをしていると歓迎会へ急げのコール。よくまわると思うほど過密スケジュール。
 昨夜あれほど心配していたカチョーはパリで12時間足止めを食らったあと、ちゃんと関空に到着していたとのこと。宮島の満面の笑みがサミットの行方を明るく照らし、我々は普段行くことの無い祇園お茶屋で、タイムスリップしたかのような時を過ごす。とにかくカチョーのくりくりした目とぬいぐるみのような体型がかわいい。マシンガンのようにデジカメを発射するのはトーマスも同じ。トップクラスはほんとうに無邪気で素直な人が多い。帰路クシーに岡崎公園に寄ってもらい、一回生の残業に付き合う。池永先生や原田先生に差し入れをして、明日の準備もあり30分程度で戻った。