入初式

があって遠方からの宿泊客で賑わうのが楽しいので、観光客のふりをして温泉街をぶらぶら散歩して戻ってきた。なんということは無いけれど残雪があって空気も澄んですがすがしい気分がする。よい湯饅頭を一個食べただけだったけど、以前に比べてずいぶん土産物屋も上品になっている。見掛けだけとは言え和風に改装することで醜かった町並みが少しずつ綺麗になってゆくのは嬉しいものだ。できれば土壁の在来工法と行きたいところだけれど、まずは色彩が整い、電信柱が消えてゆくだけでもいい。黒川温泉の成功例がようやく地元の商工会議所の人たちにも理解されてきたのかもしれない。高度経済成長の時代に建設された団体客目当ての旅館がまだまだ風景を傷つけているけれど、リノベーションでいくらでもローコストな改装ができるのだから可能性はある。
そうそうリノベと言えば淡路に住むライターのTさんからリノベ用の民家や農家が大量に提供できるので希望を言ってくださいとメールが届いた。大学の建築や空間デザインの院生レベルならちょうど良いターゲットになるかもしれないと思う。水仙が咲くころ久々に淡路へ行ってみたくなってきた。
温泉寺

御所泉源

天神泉源

よい湯饅頭

金泉の足湯