ニューイヤーコンサート

の再放送を見ながらゼミ生のブログを巡回してコメントを書いていたらいつしかお年始まわりをしているような不思議な感覚がやってきた。それぞれ全部を見ることはできないので本になってアップされるのを待つばかりだが、ほんとうに全貌を見るのが楽しみである。偶然ポストペットの八谷さんもはてなをしていることを発見したり、この半年はほんとうに面白かった。
当初からゼミ生の手前率先垂範、半年書くと言った瞬間;;仕事の合間に必死で更新するだけになると思って、学生には最後の日くらいしか巡回しないからね〜と言っておいたのがかえって良かったと思う。とにかく自分のことで精一杯だったというのが本音。その隙を突いてたくさんのゼミ生が自己推進エンジンを搭載してくれたという実感がある。他者に向かって自己を更新しつづけるブログは、受身の教育を受けて来た学生にはやや勇気が必要だったかもしれない・・・
勇気と言えば、今年はスマトラ津波被害に哀悼の意を表するためロリンマゼールラデツキー行進曲を演奏しなかった。これは恐ろしい勇気が必要な選択であり、これを受け入れた観衆と選択した指揮者の選択に深い感動を味わった、ますます社会は複雑で混沌としてゆくかもしれないが、文化に携わる人間の勇気をマゼールが見せてくれたと思う。
夕食のあと、ほとんどこの三日どこも出かけなかったことに気づいた。こんなにダラダラした新年ははじめての経験。子供が家にいるうちは実家の両親に孫の顔を見せるという行事もあったのだが、この新年の雪を良いことに自分に豊かな禁足令を出してしまった。夕刻になると毎日BBCのオーストラリアの動物と自然の映像を堪能しながらワインをちびちび。年賀状の返事を書いて有馬の郵便局に行って戻るだけ;;プリンタのインクが切れてローソンに買いにゆくだけ;;食後は本を読んで風呂の前にステッパーを1000回。しかしこんなのどかな正月も今日で終わる。イスラエルから朝日新聞の駐在員であるHさんからのメールが届いたこともあり、そろそろ2005年始動。