ニューズウイークとアエラ

今年はやたらと東京方面の仕事が多くて隔週くらいの感じで新幹線に乗っていたような気がする。ＪＲ東海のエクスプレスカードは、乗る直前まで携帯電話で変更が可能で重宝しているものの、民間とは思えないセコイ縄張り争いの犠牲になって気分はすぐれない。まず丸の内に券売機が無い！地下鉄を降りて八重洲への自由（不自由）通路を通って逆まで行かないとＧＥＴできないという不便を平然と放置している。次に新大阪と東京間のサービスしかない！これも西日本とのセコイ争いが原因だろう。上っ面だけ整えてもＪＲは旧国鉄なのだということを思い知らされる。とにかくユーザーを軽視したシステムはいずれ淘汰されることをもっと深刻に考えるべきなのだ。
とは言え新幹線自体は、本を読んだりメールの整理をするには格好の移動空間であることに違いない。車内販売も工夫されて静かになったり、仮眠していると検札を控えてくれるなど細かい気配りもある。乗り換えや時間が細切れになる飛行機にはフリーパスもらっても乗る気がしないから、ぜひともこの二点を全ＪＲグループ共通の課題として取り組んでもらいたい。分割民営化によってサービスの低下招いては意味が無いのですよね・・郵政も。
文句はこれくらいにして車内の楽しみはニューズウイーク。朝日新聞とも思えない下品なアエラと違い、プロパガンタを巧妙に混入させながらもある種の公正さを守るこの雑誌にアメリカの底力を感じることが多々ある。国際ニュースに取っ付きにくいというのなら、手軽に手に入るこの雑誌はお勧めだ。ネットのgoogle news Japanとともに学生諸君には必ず目を通してもらいたいと思う。
http://news.google.co.jp/