インドネシアで津波

があったとのニュース。ニュースの映像はなんとなく海岸に波の大きいのがやって来たくらいに見えたのだが、夜中になって今福さんから被害が大きいとのメールが届く。僕も新婚旅行はスリランカだったので気がかりだ。なぜか知らないけれど子供の頃祖父母から「津波」の話をよく聞かされていたことを思いだす。延岡という九州の日向灘沿いの町に住んでいて、津波のときは海が沖に向かって潮が引くから、どんなに地面が揺れなくても一目散に高台に向かって逃げなくてはならないと話されていた。子供心というのか「ももんが」の話や「ことり」(誘拐)の話と並び恐怖3大話のひとつが「つなみ」だったことを思い出した。地震の前も動物は逃げたというけれど、人間はそんな直観力などとうの昔に捨て去ってしまったのだから、やはり祖先の言い伝えや闇の恐怖を子供の時に古老に聞かせてもらうことが大切なんだろうなと思う・・