今日は食い倒れ

大阪のランドマーク

で柿木社長と対談する。1967年大阪市生まれ。東京大学教養学部卒業。大阪を代表する飲食店「大阪名物くいだおれ」の創業者は祖父にあたる。大学在学中からブラジル音楽を研究。音楽学会での発表や雑誌『ブルータス』でのボサノヴァ執筆等,新機軸の音楽批評で活躍。エフエム大阪番組審議会委員。「ばかたれ、 しっかりせ -くいだおれ会長 山田六郎伝-」講談社刊 ISBN4-06-208300-0*「ロック用語200事典」 立風書房 共著など、音楽評論を軸に現代日本の文化を深洞察されている方である。
13時にお見合いをセットしてくれた原久子さんと待ちあわせて、柿木氏に招かれくいだおれの7階に移動。和室をお借りして3時間ほど教育から文学や哲学にいたるまで縦横に話を打ち合った(言葉の武道を闘うような力強い組み手で久々に手ごたえ抜群!)。うれしいことに最近胆力のある方に出会うことが多い。ここ半月でも何人か日本の未来に希望を感じる出会いが続いて興奮ぎみである。まだ決定では無いがアート以前、デザイン以前、ビジネスマン以前に人間としてやっておかねばならないエクササイズをまとめた「人間ドリル」というタイトルの教科書を一年で作成することと、執筆陣のお一人として加担していただくことなどをお願いして充実の3時間を終えた。益々勇気が沸いてきたぞ!伝わる言葉と工夫されたエクササイズで人間の悟性を育てることが必ずできるとますます確信した一日。

そこまでは良かったのだが;;地下鉄御堂筋線でJRに乗り換えようとすると必ず悪魔の落とし穴「ヨドバシ」が口をあけて待っている。見てはいけないと思いつつ、ついつい引き寄せられるようにクリスマスセールで賑わうゲートをくぐって(泣)。青山のTGAで打ち合わせをしているときにNOKIA6630を見せられて、またもやガジェット病が発症;;今福さんとブロンズでおそろいにしようと約束したことも頭に残って;;あとは一直線。今ヨーロッパうろついてる長男にモトローラの海外用V66を持たせているけれど、それは海外専用で日本との互換性が無く、同じ番号を使えないという不自由があった。それが3Gになって解消。日本のなかではエリアが狭いなどの欠点はあるものの海外でもメールチェックができるというのは最高。それに加えて(これが決断の原因)アウトルックと連動しているのでPCからデータを同期できる(これでクリエを使わなくてもよくなった)。ある意味でこれは話せるミニPCというか理想のPDA。三葉虫のようなデザインもいいし、NOKIAを1万ちょっとで買えるというのも嬉しい。
さっそく家に戻ってアプリをインストールしてみると特に問題もなくドライバも読み込んで同期完了。これで小さなキーでデータを入れるという負担から解放されたことが大きいし、ヨーロッパと日本が地下で繋がったような奇妙な興奮もある。転送なども早いし、携帯がPDAになるという方向に釈然としなかったのでPDAから携帯になったというこの方向性が実に心地よい。やった!これで携帯電話とはおさらばだい!!