異常の基準

産廃を科学する天才

って何だろうと思う。特に温室効果ガスのことを調べていると地球がだんだん暖かくなっていることは疑う余地は無いけれど、それが実際に二酸化炭素が原因なのかというといささか雲行きが怪しくなる。ニュージーランドの展覧会では地球環境に関心を持つことがいかに困難なのかということをテーマにした作品を発表したが、それは科学的なアプローチというのではなく、極めて順応性の高い人類に環境問題を根本的に理解することが無理なのではないか(経済の前には・・)という疑問があったからである。

環境問題=習慣病?温暖化にかかわらず、大多数の人が環境汚染などの問題に無頓着!原発がいず暴走することはありうると思いながら、「そうなったら仕方ない」と諦めて今の補助金に群がる浅ましさ;;。暴走族がうるさい、国道の緑地はゴミだらけ、海には発泡スチロールが浮き、山は不法投棄の山。しかし行政もポリスも市民も誰かの責任にして「見てみないふり」そんな民度の低い国民に温暖化なんて夢のまた夢。北欧などの安定社会を構築した環境先進国と、貧困と闘う発展途上国(日本も?)はエイリアンとザリガニ以上に相互理解が難しい。京都議定書アメリカが入らなかったことなどは高度な問題なので解決可能だが、恐ろしいのは糖尿病のように習慣化する「物理的貧困」そして「精神的貧困」から来る「無関心」。
環境問題を数値で考えるのではなく社会学として考えることが重要だろう。

<必見>
8月28日(土)朝日新聞朝刊のBeに特集されていた千葉県庁の産廃Gメン石渡正佳さん(46歳)の記事に社会学的解決への特効薬あり!!アサヒコムなどで発見できる人はぜひ読んでください。