ツール・ド・フランス

unboy2004-07-31

ここに住んでいて良かったと思うことはクロネコの集配センターが近くにあって、ぎりぎり夜9時頃転がり込んでも東京にファイルを翌朝届けられること。郵便局が日曜でも裏口から手紙などを受け付けてくれること。市役所の支所が近くにあって並ばなくても住民票などが瞬時に手に入ること。たいしたことないようだが、僕のようになんでも間際にならないとやらない人間には実に重宝である。
昨夜もプレゼン用のDVD作成がぎりぎりになってクロネコに持ち込もうとしたら、うっかりビールを一杯飲んでいた。元来アルコールには弱いので、350mlもあれば完全に睡眠薬を混ぜられたように暴睡してしまうのに、よりにも寄って締め切り前に飲んでしまったのである。
まあ近距離だしとは思うものの、こういうときに限っておまわりさんと遭遇するかもしれず、代行運転用の35年ものの黄色いチャリを出してきて真っ暗な道を3キロほど下って集配センターまでDVDを届けた。実はこのスポーツ車実弟が中学1年になったときお祝いに買ってもらったもので、そのときは特注のクロムモリブデン鋼で6万円だったか、非常に高価なものだったような気がする。彼が大学になるころにはすっかり使わなくなっていたものを、僕がしばらくして譲り受け、芦屋の自転車屋で黄色に再塗装、三宮の自転車屋で中古部品をかきあつめてリビルドしたもので、タイヤは街のり用にチューブ入りのごっついものにしているから見栄えはしない。しかし凄いことに車体は35年も乗っているのにびくともしないし、40キロで坂道を下っても何のぶれも起こさない(以前は難波まで行ったこともあった)。これで京都のような平地に暮らしていたら毎日のように乗るのだけれど、いかんせん神戸(裏山)ではとてもじゃないけど毎日トライアスロンの練習をするわけにはゆかない。
最近あまり報道されなくなった、ツール・ド・フランスのニュースをネットで見ながらhttp://www.jsports.co.jp/tour/pc/#、いつかコルナゴやチネリの自転車で毎日散歩できる海べりに住んでみたいと思うのであった(^^)

追記:「ただマイヨジョーヌのためでなく」末期ガンから奇跡の復活をしたあとツールで6連覇したランス・アームストロングの伝記です。単なるスポーツものではなく肉体と心の関係が深く描かれていますのでぜひ読んでみてください。アスリートはカッコイイ!