一日イラレ

炭焼きIPOD

で取手のプロポーザルを作っていた。我ながら変だと思いつつ、実にデジタルお仕事は楽しいのである。あちこちいじって色をDICの122にしようか146にしようかとか・・フォントを何にしようかとかこちょこちょ細部の手直しをしているだけであっという間に時間が過ぎてゆく。細かく写真の解像度とサイズをフォトショップで調整しながらいくつかのレイヤーにわけながら構成をしてゆく。メインのメカ部分はシェード5を使ってモデリングしたものをブライス5でレンダリングメタセコイアというモデラーもあるけど僕はベジェ曲線モデリングするタイプなので、どうもポリゴンモデラーは苦手なのだ。ついでにモデラーからワイヤーフレームのデータをDXFで吐き出してイラレに読み込んでデザインに使う。これがなかなかクールな印象になるので気に入っている。ちょっとした歯車やらメカっぽいデザインをするときは実に重宝する。人体はポーザー3をまだ使っている。なぜってクールハスみたいな模型フィーリングのときはこれで十分役に立つからなのだ。
でもふっと我に帰ると、なんだか古いしパッとしないソフトばっかり使ってるなあという印象。大学ではMayaの講習やフラッシュの講義をやっているのに、なぜか自分で作る段になると最初に目にしたソフトから離れられないのだろ。おまけにどれもこれも変なインターフェースのソフトばっかりで癖が強いったらありゃしない。これでアニメーションはアニマス使ってますなんてことを告白したら、なんでそんなにマニアックなの?と聞かれそうで怖い。
しかし最近はこの手のマニアック系ソフトがどんどん吸収されたり統廃合されたりと、せちがらい感じになってきてしまった。ウインドウズは仕方ないにしても、アプリまでデファクトスタンダードになってしまったらつまらんと思いつつ、フォトショ父さんとイラレ母さんにお世話になる日々である。

ちなみにフォトショ2000円とか怪しいメールが毎日のように来るけれど、僕はちゃんとソフトは買っている(これでお金をもうけてるわけじゃないのでアカデミックでね・・・)。