たかじんと上沼えみこ

ノックの置き土産

がにらみ効かせてるから大阪のテレビは伸びんのやと放送局の友達が言ってた。それは彼らに責任があるんじゃなくてパイ全体を小さくしてしまった大阪人の根性に原因があるんだろうと思うこのごろ。大阪の経済が沈滞して久しいけれど製造業では大手の松下、シャープ、SANYOが元気だ。関東のSONYなどが沈滞しているのを横目にデザイン無視で豪快にぶっ飛ばしている。VAIOみたいにデザインにこだわりが無いから無節操に時代の要求にベタベタに張り付いて高収益をあげている。
そんな大阪が好きなんて言ってはいられないのが僕達の業界。たかじんの例では無いけれど、メディアに関しては制作やら談合やらあらゆる機会が東京に集中して目もあてられない状態になってしまった。良くも悪しくもコンプレックスをバネに見栄を張って生きるという関東に集まる地方出身者の精神力が、からきし大阪人には無い。この大阪人の持つ独特のひらきなおり精神が、不勉強を招きそれが悪循環してメディア壊滅現象を起こしてしまった。かく言う僕の祖母は船場の東洋館という宿のいとはんで、オヤジは道頓堀川しじみを取ってた生粋の難波っ子。そやからなおのこと悔しい(立腹泣)

であるからして・・こんな風土で愛知博の環境問題をテーマにしたコンテンツ制作をしてると奇妙にうしろめたい気持ちもする。そしてとどめが、たかじんの番組で紹介していた我輩が大好きなフンデルトワッサーデザインの舞州巨大ゴミ焼却場(USJよりいい!)。所長の発言>名古屋の人がゴミをこまめに分別してるのに、大阪人がほとんど言うこと聞かんから「いっそのこと何でも燃やしたろ!思いましてん」。なんと大阪の焼却場は30cmくらいの鉄の塊やったら一瞬で溶かしてしまうらしい。なんと凄い。なんと豪快。ブレードランナーごっさむしてぃー。

提案:やっぱ大阪はタン壷通り越して暗黒の町で売り出すしかないなあ!そして闇の帝王はこの焼却場に住んでいて一日中よい子をさらって食べている;;ゲゲゲ グリム童話ってこんな感じだよな〜