自己責任で行こう

パレスチナという過激なタイトルのカフェトークに出席するために西巣鴨のアートネットワークジャパンの鴨カフェに行った。市村親分や相馬さんはじめ、いまどき日本じゃあお目にかかれないコアな人々が三々五々集まってとても貴重な時間をすごすことができた。まず神戸の震災以来続いているメーリングの管理をしていただいている日本文学者の小杉さんが、家が近いからと仰って早々と来られた。メーリングではいろいろ貴重な指摘をいただきいつも感謝しているのだが、奇妙なもので初対面なのに初めてお会いするような気がしない。いろいろお聞きしたいと思っているうちに、どこでこの報告会の情報を入手したのかと思うほど知人や教え子や友人がどんどんやって来る。P3の芹沢さん、横浜国大バッタチームの五十嵐君、IMIOGでフォトグラファーのトウブさんとヨコアキさん。神戸のチベット山口町の住人で彫刻家の故松島さんのご子息(彼もフォトグラファー)コウヘイ君。脳科学者の茂木健一郎さんも奥さんといっしょに来てくれた。高校の教え子も数名来てくれて、ほとんど宣伝もしなかったのにとても有意義な時間をすごせた。

非常にタイムリーかつシリアスなテーマなのでいろいろ神経を使うこともあったけれど、最後に小杉さんと茂木さんが少し提言されたロゴスやパトスと言った根源的な話題をもっともっと話したいと思いながら、大急ぎで最終の新幹線に乗るべく西巣鴨の駅へと急ぐのであった。