世界を見る

ラマラの入り口

ことが特に日本で衰退していることに僕は心底危機感を抱いている。圧倒的な経済力と製品のクオリティーで世界を制覇したような気分になってしまい。益々奢り高ぶって有頂天になったあとバブルの崩壊。一気に自信を喪失して内向した結果がそこここに歪となってこの社会を覆っている。この現象を招いた一因には異論もあると思うけれど、受験での世界史忌避現象と、日本の現代史や現代文をきちんと教えなく求めなくなった教育現場と受験生双方の罪は重い!

そこでトークの紹介。今最も早く熱い中東リポートを提供。強烈な体験とアートがどのようにポジションを規定してゆくのか?僕にもわからないダイナミックな運動感をこのトークは提供できると思う。もしお近くの方がおられたらぜひ告知また参加をお願いします。

以下紹介です

==============================
にしすがも創造舎 Camo-Cafe Vol.1
「自己責任でパレスチナに行こう!」

Camo-Cafeゲスト:椿昇さん(美術家)
ホスト・トーカー:相馬千秋(ANJ/TIF、国際プログラム担当)

にしすがも創造舎の交流サロンにて、Camo-Cafe(かもカフェ)が
オープンします!

そのココロはもちろん、巣鴨の「鴨」と、にほん語特有の婉曲表現
「かも」。「・・・かも」と言いながら一番大事なことを言ったり
している私たちが、ゆるやかに繋がっていく空間を目指します。
毎回ANJ・TIFのスタッフや参加アーティストが、現在進行形の
プロジェクトにちなんだトークやフードでお迎えします。

Camo-Cafe初代ゲストは、巨大バッタや「国連少年展」でお馴染みの
美術家、椿昇さん。きたる東京国際芸術祭2005に向けて、パレスチナ
劇場アルカサバ・シアターとのコラボレーションで舞台美術を制作中
です。その下見としてANJスタッフとはじめて乗り込んだパレスチナ
ラマラで得た強烈な体験を、500枚を超える映像とトークで綴ります。
緊張はしる検問所、イスラエルが建設を進める「分離壁」、アラファト
議長の容態で揺らぐ中東情勢・・・こんな厳しい占領下の現実に比例して
ますます洗練されていくのは、パレスチナ人の不謹慎ギャグだった? 
 
Camo-Cafe メニューはトルコ珈琲、ミントティー、アニス酒、
そして水煙管(ナギラ)などなど。はるかな旧約聖書ワールドと
ディープで愉快なアラブ・ワールドの交差点、ぜひご堪能あれ!

      • Camo-Cafe メニュー ---

トルコ珈琲、モロッコ風ミントティーレバノン産アニス酒
赤・白ワイン、ホットワイン(赤)、水煙管(ナギラ)
各200円


日時:2004年11月6日(土) 15:00 PM スタート
会場:にしすがも創造舎  Camo-Cafe 
〒170-0001 豊島区西巣鴨4-9-1 旧朝日中学校 校舎2F
http://www.anj.or.jp/anj/contact.htm

問合せ:NPO法人アートネットワーク・ジャパン 
tel 03-5961-5200 (担当:相馬)