打ち合わせ

IMIのD1猛者。「マーシー」こと増井君と、「ゆうま」こと原田君が10時少し過ぎて有馬まで来てくれた。いつものことなのだが諸々打ち合わせは夜中に彼らが我が家に来て始まるというのが通常パターンになっている。今夜はパレスチナの舞台をカタログにするための最初のミーティング。僕の仕事は近年ほとんどIMIの学生やOBと組んで行うことが多くなっているのだが、彼らは特に美大出身というわけではないのに、いつのまにかデザインや映像まで幅広く手がけてあちらこちらで大活躍している。それに加えて、相当ハードコアな写真とドローイングを中心にしたアーティストブック「インモラル」も今年度中にリリースしたい(晶アートから販売される)のでこちらの詰めも大変だ。バングラデシュの犠牲祭とパレスチナの壁とドローイングの接近戦。真っ黒なエナメルの表紙に崩れたイチゴが浮き彫りになっている。判形はA5のDVDサイズだが分厚く聖書のようになると思う。悪の祈祷書という仕立てである。映像のついたものはエディションが7しかなくコレクターアイテムで相当高いものになりそうだが;;映像のついていないものは2000円程度の価格に落ち着くので、目処が立ったらまた紹介したい。誰にも媚を売らない面白いものが出来そうで今からワクワクしている。