一心不乱

返せ北方領土!

納沙布岬にはこの人たちが必須アイテムである。北方領土を返せといって大きな黒いバスで軍歌を流しながら街を練り歩くお兄ちゃんたち。最初はビビってしらんふりしてようと思ったけど生来の好奇心が頭をもたげ、彼らの近くににじり寄り、よそを写してるふりしながらバシャっとシャッター切りました。ところで彼らは何をしていたのかというと、北方領土返還の石碑をメンテナンス中。バスを5〜6台連ねてテントで合宿していたようで、炊事なんかも自前でしてたみたい。セメントの台座の欠けたところを補修したり、石碑の文字が薄くなってるところにペンキで色を差したり。みかけのイカツサとえらい違う作業風景におもわず和んでしまった。

そういえば以前勤務していた女子校の放送部が突撃街宣車インタビューというのを敢行したり、自衛隊体験入隊したりして隊員へインタビューしたりした番組を作って全国優勝したことを思い出します。大きなメディアは彼らをタブー視したり頭から相手にしないけど、本来メディアはわけへだてなくきっちりした取材をすべきなんだけどね。マスメディアのエリート意識というのか権威主義的な態度は永遠に直らないものかも・・

筑紫さんじゃ無理だと思うけど、アルジャジーラなら真面目に向き合ってくれるかもしれない。

だってみんな人間なんだから・・・